進捗
Chap.2終わり。前のエントリにも書いたけど、この本のこの章は、非常にためになった。今まで読んだ本でも、マルチンゲール表現定理で複製出来るので、ヨーロピアンタイプのデリバティブはキャッシュフローの割引現在価値で価格付けが出来る、というところは書いてあったんだけど、アメリカンタイプの評価はよく分からんかった。この本で、やっときちんとした説明に出会い理解出来て、すっきり。あと、リスク中立確率と無裁定性の関係とか、リスク中立確率の一意性と完備性の関係なども、入門書では結果が書いてあることはあっても証明までは見たことがなかったのですっきり。次回からはChap.3。以降は連続過程になる。
Martingale Methods in Financial Modelling (Stochastic Modelling and Applied Probability)
- 作者: Marek Musiela,Marek Rutkowski
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2005/01/30
- メディア: ハードカバー
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