早過ぎる最適化

この間、オライリーの「実践デバッグ技法」という本を読んだ。非常に為になった。基本的には、実例でgdbの使い方を解説した本なんだけど、デバッガというものを最大限に使ったときの威力を見たおかげで、デバッグに対する恐怖心が薄らいだ。というようり、「バグがあるかもしれない」コードに対する恐怖心が非常に薄らいだ。これは、「早過ぎる最適化は悪」という金言に関係したことだと思う。以前の自分は、見つけづらいバグを埋め込んでしまうかもしれないという不安に思うあまり、コーディングの際に慎重になりすぎていたと思う。この本のおかげで、書く、実行、デバッガでバグ潰し、というサイクルが以前より大分スピーディーになったと思う。
しかしながら、どうも自分は未だに小市民的にちまちま細かいことを気にしたコードを書いてしまって、コードの見やすさとコーディングのスピードをかなり損なっている気がする。思うにこれは、プロファイリングの技術を自分が身に付けていないことが原因である。という訳で、todo : プロファイリング技法の勉強