Raspberry Pi:SSHで接続出来るようになるまで
概要
Raspberry Piを箱から出して、自宅LANの中でSSH接続出来るようになるまでの手順メモ。
用意したもの
- Raspberry Pi Type B
- SD Card 8GB(Amazonのバルク)
- micro USBケーブル(スマホに付いてた奴)
- USB電源アダプタ(iPadに付いてた奴)
RPiに繋ぐモニタ、キーボードは用意せず、LAN経由のsshログインだけで何とかする。
SDカードの準備
RPiを動かすためのOSをSDカードにインストールする。RPiのサイトから、ディスクイメージを落としてきて、SDカードに書き込む。
まず、ディスクイメージをRaspberry Pi|Downloadsから落とす。OSは、Raspbian wheezyを選択した。無難に。
次に、SDカードをMacに差す。
$ diskutil list
とすると、SDカードが/dev/disk#(#は数字)と認識されているはずなので、それを確認。で、対象ディスクをアンマウントした後で、ddコマンドでディスクイメージをごそっと書き込む。
$ diskutil unmountDisk /dev/<disk#> $ sudo dd bs=1m if=<イメージファイル> of=/dev/<disk#>
RPiの起動とIPアドレスの特定
SDカードをRPiに差し込んで、micro USB経由で給電すれば、勝手に起動する。起動時に勝手にsshdが立ち上がっていて、
- id:pi
- password:raspberry
でログイン可能。
IPアドレスはDHCPで勝手に割り当てられていて不明なので、192.168.3.1から順にpingを絨毯爆撃。
固定IPの設定
IPを固定にする。/etc/network/interfacesファイルをいじる。
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet static address 192.168.3.101 netmask 255.255.255.0 network 192.168.3.0 gateway 192.168.3.1 dns-nameservers 192.168.3.1 broadcast 192.168.3.255 allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet manual wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf iface default inet dhcp
eth0がイーサネットポートなので、こいつの設定をちゃんと書けば良い。interfacesファイルの文法は、Debian リファレンス|5.5.2. "/etc/network/interfaces" の基本的なシンタックス。